FOGACTの除染効果

FOGACTの除染効果

➀ 様々な庫内環境での芽胞菌に対する効果

様々な初期温湿度の環境で、106個の細菌芽胞を死滅させる効果が確認されました。

除染対象機器 初期温度
(℃)
初期湿度
(%RH)
除染時間
(min)
BI培養結果
クールインキュベーター 15.4 77 337 陰性 (-)
安全キャビネット 23 64 137 陰性 (-)
卓上クリーンベンチ 24.9 59 116 陰性 (-)
CO2インキュベーター 37 31 53 陰性 (-)
恒温槽 37.7 27 51 陰性 (-)

➁ 真菌(黒かび)胞子に対する効果

106個の真菌胞子を短時間で死滅させる効果が確認されました。

◇ CO2インキュベーター

◇ 安全キャビネット

PBioアクトリルの効果・安全性

PBioアクトリルの効果・安全性
  • 過酢酸製剤は芽胞菌を含む細菌、真菌及びウイルスに対して幅広い殺菌性を示し、過 酸化水素よりも強い殺菌力を持つことが古くから知られています。
  • PBioアクトリルは、過酢酸・過酸化水素・酢酸・水の平衡混合液ですが、他の過酢酸 製剤と異なり、過酸化水素含有量 0.8% 過酢酸含有量 0.06%で安定しているため、 劇物に該当せず、希釈も不要です。
  • 生分解性が有り、残留毒性がなく、人に対して高い 安全性を持つアクトリルは、FDAに透析装置のライン 等の医療用具の高度消毒剤として認可されています。 また、米環境保護局(EPA)にも登録され品質が保証 されています。
  • アクトリルはそのままでは平衡が保たれていま す。微生物と出会ったり、噴霧した時に、遊離 した活性酸素(スーパーオキシド)が細胞内の 酵素にある=SH基やS‐S結合を破壊したり、細胞 膜を破壊して殺菌作用を示すといわれています。
  • FOGACTは庫内を濡らさず、乾燥状態で終了しますので、庫内への残留物はありません。

◇ 各種消毒剤の抗微生物効果


アクトリルの残留性について

PBioアクトリルの残留性について
  • アクトリル原液に1分間浸したポリプロピレンとアルミニウムの試験片を自 然乾燥させた後、蒸留水に10分間浸して、蒸留水中の溶出物(過酢化水素、 過酢酸、酢酸)を分析したところ、残留物は認められませんでした。
  • アクトリルの残留濃度は、テストストリップを用いて簡単に確認出来ます。

◇ 試験片1cm2あたりの残留物濃度

Material Coupon
#
Peroxide,
ppm
PAA,
ppm
Acetic Acid,
ppm
Polpropylene 1 <0.03 <0.03 <0.06
Polpropylene 2 <0.03 <0.03 <0.06
Polpropylene 3 <0.03 <0.03 <0.06
Aluminum 1 <0.05 <0.05 <0.11
Aluminum 2 <0.05 <0.05 <0.11
Aluminum 3 <0.05 <0.05 <0.11

Mar Cor Purification社資料より

FOGACT憤霧による細胞毒性について

FOGACT噴霧の細胞ATP活性に対する影響

  • HL60及びHUVECを培養した細胞プレートを、FOGACT稼働終了後一定時間扉を開放した後のCO2インキュベータに、蓋を外して10分間 放置しました。
  • 取り出したプレートを24時間通常培養後、Cell Titer Gloキット(Promega社製)を用いてATP活性を測定し、Controlと比較しまし た。
  • FOGACT噴霧後の細胞ATP活性に対する影響は見られなかった。
試験後約1週間の細胞画像